リンパマッサージの効能

ひじの痛みは、ひじの関節を包む筋閃の炎症が原因です。テニスでスマッシュした時や、手をひねったり重い荷物を持ったり、極端にひじに負担がかかった際に起こるテニスひじといわれる痛みもあります。
患部に熱がある場合は冷たい湿布で冷やし、それ以外の場合は蒸しタオルやカイロなどで温めるとよいでしょう。ひじやひざなどの関節はリンパ節がある、リンパのターミナルです。関節周辺の「ひじのリンパマッサージ」で、痛みをやわらげることができます。炎症を起こしているので、あくまでもやさしい、さするようなタッチでマッサージを心がけてください。

ひざの痛みは、ひざの軟骨がすり減って関節が変形したり、太ももの筋肉の衰えなどが原因です。ひざのまわりの血行をよくし、痛みをやわらげるツボを押します。ひざの痛みに効くのは、曲泉と陰陵泉のツボです。ツボ名にふくまれている「泉」は、リンパ、血液、神経などが集まるところ。これらのツボを押すと、痛みはやわらぎ、だるさやむくみも解消。ツボの周辺を軽く押すだけで、リンパマッサージの効果も得られ、ひざや足がすっきりします。しかし、骨や筋肉の損傷をツボで治すことはできません。関節リウマチや痛風から起きることもあるので、激しい痛みがある時は、必ず医師による診断を受けるようにしましょう。

坐骨神経痛は、腰椎から足先まで走っている坐骨神経が圧迫されて生じる神経痛です。腰の下、太ももの裏、すね、ふくらはぎがしびれたり、痛みが走ったりします。「腰痛」との違いは、お尻をたたくと分かります。ビンビンと響くなら「坐骨神経痛」の疑いがあります。
坐骨神経の痛みやしびれをやわらげるツボが風市。坐骨神経の通り道にあるツボ承扶は、お尻や太ももの筋肉の収縮・伸長を助ける働きがあります。坐骨神経痛で特に効果を発揮するのがリンパのケアですが、軽くさする程度のマッサージにすること。過敏な状態の神経を刺激しすぎないように。

しっかりとツボの効能を把握し、症状に見合ったツボを押せるようにしましょう。あまり症状が緩和されない、あるいは悪化したという場合にはすぐに医療機関を受診するようにしましょう。